PDFに注釈を入れる方法|図面や仕様書に赤入れする手順

現場の図面や仕様書で

「ここをこの仕様に変更」
「この部分は不要」
「この塗装に変更」

といった指示を書き込みたい場面は多いと思います。

紙に印刷して赤ペンで書く方法もありますが、
PDFのまま注釈を入れた方が早く、修正履歴も残ります。

この記事では、PDF編集ソフトを使って

・PDFに矢印を入れる
・コメントを書き込む
・赤入れ指示を作る

手順を実際の画面で解説します。

目次

PDFに注釈を入れるとできること

PDFの注釈機能を使うと、次のことができます。

注釈で出来ること
  • 矢印で修正箇所を指示する
  • コメントを書き込む
  • マーカーで該当箇所を強調する
  • 図形を追加する

図面や仕様書の修正指示はもちろん、施工図チェックや仕様確認にも使えます。

PDFに注釈を入れる手順

① 注釈ツールを開く

PDFを開いて、画面左側の「注釈」を選択します。

左のバーから「注釈」を選ぶと
上部のツールバーが注釈ツールに変わる

このツールから線・矢印・図形・コメントなどの注釈を追加できます。

② 引き出し線付きテキストを選ぶ

現場で一番使いやすいのが「引き出し線付きテキストボックス」です。

これが引き出し線付きテキストボックスのアイコン

矢印で場所を示しながらコメントを書けるので、図面や仕様書への修正指示に最適です。

矢印とコメントボックスが1動作で設置できます
もちろんボックスの大きさは変更可能

③ コメントを書く

矢印を配置すると、コメントを書けるテキストボックスが表示されます。

修正理由まで書いておくと、受け取った側が判断しやすくなります。

「耐候性塗料の下地として不適。仕様書P○○の指定仕様に変更すること」

こうしておくと、設計・元請け・協力会社のどこに転送しても意図が伝わります。

修正指示をテキストで入力する

現場監督がよく使うPDF注釈の例

図面の該当箇所に矢印を入れて「錆止め仕様変更。仕様書P○○参照」とコメントを書く。

次に標準仕様書の該当ページをPDFで結合して、参照箇所にマーカーを引く。

これで1ファイルで完結します。

「図面のここを、仕様書のこの内容に合わせて直してください」が、文章なしで伝わる状態になります。

修正指示の往復が1回で済む。それだけで現場の動きが変わります。

該当箇所をマーキング

注釈を入れたPDFを送る前にやること

注釈を入れたPDFをそのまま送ると、相手の環境によっては注釈が表示されないことがあります。

これを防ぐのが「フラット化」です。

注釈をPDF本体に焼き付けて、どの環境で開いても同じ見た目になる状態にします。

PDFelementでの操作は、印刷→プリンターに「PDFelement PDF Printer」を選択→保存するだけです。

提出前の最後の一手として習慣にしておくと安心です。

まとめ|図面への指示出しは「説明する作業」から「確認する作業」にしたい

修正指示を文章で伝えようとすると、長くなる。

添付ファイルが増える。

往復が増える。

PDFに直接矢印とコメントを入れれば、「どこをどう直すか」が一目でわかる状態になります。

標準仕様書の該当箇所をマーカーで示して一緒に送れば、ファイルの行き来もなくなります。

指示出しに使っているのがPDFelementです。

注釈の追加・編集・フラット化まで一つのソフトで完結するので、余計な行き来が発生しません。

ヤマダ

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この記事を書いた人

建設業歴20年。二級建築士・一級施工管理技士。

現場も書類もほぼ一人で回す日々の中で、「もっとラクにできる」と思ったことをまとめています。

工事写真・安全書類・アプリ・経理・許可申請まで、建設業のバックオフィスを全部カバーします。

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