「作業員名簿、毎回同じこと入力するのが面倒くさい」
「健康保険の種類とか血液型、毎回ドロップダウンにしたい」
ヤマダ監督として現場の書類仕事に追われてきた筆者が、「自分が本当に使いたいもの」をゼロから作りました。
全建統一様式第5号に準拠しつつ、実務でよく詰まるポイントをプルダウンと関数で解決したExcelテンプレートを無料配布します。


この記事でわかること
- ✅ 無料テンプレートのダウンロード方法
- ✅ プルダウン・自動計算の使い方
- ✅ 無料版と有料版(マスター連動型)の違い
- ✅ 各欄の入力ポイント(雇用保険・健康保険など)
テンプレートの特徴
このテンプレートは、元請に出すそのままの書式(全建統一様式第5号)をベースに、以下の機能を追加しています。
- 血液型・健康保険・年金保険・雇用保険・退職金共済などの欄がプルダウン選択式
- 生年月日を入れると年齢が自動計算(作成日基準・DATEDIF関数)
- A3横向き印刷設定済みで、そのまま印刷できる
- 「選択項目」シートの内容を変えれば、プルダウンの選択肢も変わる
無料テンプレートのダウンロード
以下よりダウンロードできます。Excel形式(.xlsx)です。
ダウンロードしたら読んでほしい:無料版で足りるケース・足りないケース
無料版をダウンロードしてくれた方に正直に伝えます。
- 担当現場が1つ
- 名簿の人数が常に10名以下
- 現場が変わっても作業員メンバーはほぼ固定
この条件に当てはまるなら、無料版で現場が終わるまで問題なく使えます。
- 複数現場を掛け持ちしていて、同じ作業員の情報を現場ごとに入力し直している
- 名簿の人数が10名を超えることが多い
- 資格の有効期限管理を別のメモやカレンダーでやっている
- 現場が変わるたびに名簿をゼロから作り直している
掛け持ち2現場目に差しかかったとき
あるいは名簿の人数が11人を超えたとき
それが有料版への切り替えどきです。
マスター名簿に一度登録してしまえば、氏名を選ぶだけで住所・保険情報・資格まで自動で入力されるので、入力の手間が段違いに変わります。
💡 複数現場・11名以上の方は有料版の詳細をご覧ください


名簿の入力イメージ
実際にダミーデータを入力するとこんな感じになります。


▲ 名簿全体イメージ(氏名・職種・経験年数・住所・保険情報など)


▲ 左側:氏名・職種・雇入・住所など


▲ 右側:保険・退職金共済・資格免許など
各欄の入力ポイント
プルダウンが使える欄
以下の欄はセルをクリックするとドロップダウンが表示されます。選択肢は「選択項目」シートで管理しているので、変更も簡単です。
- ※欄(特記事項):現・作・女・未・主・職・安・能・再・習・就・1特
- 血液型:A / B / O / AB
- 健康保険:健康保険組合・協会けんぽ・建設国保・国民健康保険・適用除外
- 年金保険:厚生年金・国民年金・受給者
- 雇用保険:適用・日雇保険・適用除外
- 建設業退職金共済 / 中小企業退職金共済:有・無
- 退職金共済手帳所有の有無:建・中・他・無
年齢の自動計算について
I3セル(作成日)に日付を入力すると、生年月日からDATEDIF関数で年齢が自動計算されます。作成日を変えるだけで全員分が一括更新されるので、毎回入力し直す必要がありません。
提出のたびに作成日を更新する習慣をつけておくと、年齢が古いままになるミスを防げます。
雇用保険欄の書き方
雇用保険欄には「適用・日雇保険・適用除外」の区分をプルダウンで選択します。加えて、被保険者番号の下4桁を入力します。
雇用保険の被保険者番号は11桁です。健康保険の番号と混同しやすい箇所ですが、末尾4桁を入れてください。一人親方など適用除外の場合は番号欄は空白でOKです。
健康診断日は随時更新を
労働安全衛生法により、健康診断は年1回の実施が義務付けられています。テンプレートに入力した日付は最新のものに随時更新してください。古いままだと元請や発注者から指摘されることがあります。
よくある質問
Q. Googleスプレッドシートでも使えますか?
基本的な入力はできますが、選択項目シートを参照するプルダウンやDATEDIF関数が正常に動作しない場合があります。Excel 2019以降またはMicrosoft 365でのご利用を推奨します。
Q. 1シートに何人分入力できますか?
1シートにつき10名分です。11名以上の場合はシートをコピーして追記できますが、11名以上が常態化しているなら有料版の方が管理がラクです。
Q. 全建統一様式第5号に準拠していますか?
はい。全建統一様式第5号(改訂5版)をベースにしています。ただし、元請や発注者によって独自書式を求められることもあるため、提出前に確認してください。
まとめ
現場が1つ・10名以下なら無料版で十分まかなえます。まずはダウンロードして使ってみてください。
複数現場の掛け持ちや11名以上の管理が続くなら、マスター名簿で一元管理できる有料版の方が入力の手間が段違いに減ります。書き方の解説・機能の詳細は下の記事でまとめています。










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