現場事務所のネット環境はポケットWi-Fiで必要十分だった|常駐人数が少ない現場監督の選択

現場事務所に必要なものって、何でしょう。

机と椅子。エアコン。プリンター。

机と椅子に関しては前に使った「家具のレンタル」という新しい選択肢によって環境整備の方向性が見えてきました。

『連日のパイプ椅子作業で腰痛くなる問題』は解消される目途が立ちましたが、現場あるあるとしてもう一つの問題があります。

それが『ネット環境どうすんだ問題』です。

最近は図面もメールもクラウドで飛んできますし、写真もスマホで撮ってそのまま共有する。
もはやネットがないと仕事が進まない。

でも、僕が担当する現場は「現場事務所に常駐する人が何人もいる」みたいな規模じゃありません。

基本的に僕一人。

職人さんたちは工程ごとに入れ替わっていくので、現場事務所で書類仕事してるのは僕だけです。

そんな現場で、ネット環境をどうするか。

結論から言うと、僕は ポケットWi-Fiで解決しています。

この記事では、常駐が少ない現場で「固定回線を引かない」という判断をした理由と、

実際の運用で困った点も含めて書いていきます。

目次

現場事務所のネット環境、意外と悩む

現場事務所って、ネットが当たり前に通っている場所じゃないんですよね。

  • 仮設プレハブ
  • 工期が終われば撤去
  • 電気は引けるけど、通信は別問題

しかも現場が始まってから、

「ネットがない…」
「メールが見られない…」
「図面が落とせない…」

と気づくと、いちいち会社に戻らないといけない。

でも現場に居ないと監督が出来ないし、職人さんの「ここどうします?」に対応できない。

地味ですが、現場監督としては結構詰みの状況に近い。

現場事務所のネット環境を整える方法は3つ

現場事務所のネット環境を整える方法は、大きく分けて3つあります。

STEP
固定回線を引く

通信が安定しやすい。
複数人で使いやすい。

ただし、開通までの手続きや撤去が必要です。

STEP
スマホのテザリング

追加機器なしで使える。
短時間なら便利。

ただし、バッテリー消耗が激しく、通信量も増えやすいです。

ヤマダ

電話が来るたびに接続が切れるのも地味にストレスですよね

STEP
ポケットWi-Fiを使う

すぐ使える。
持ち運びできる。
現場が変わっても使い回せる。

常駐が少ない現場では、ポケットWi-Fiが現実的な選択肢になります。

現場監督が「光回線」ではなく「ポケットWi-Fi」を選ぶべき3つの理由

大きな現場ならいざ知らず、常駐人数が少ない、あるいは工期が数ヶ月程度の現場なら、光回線よりもポケットWi-Fiの方が圧倒的にコスパが良いです。

① 待つ必要なし。申し込んだ翌日から「即戦力」

光回線だと、NTTの調査や工事待ちで2週間〜1ヶ月かかることもザラですよね。
3〜4か月程度の工期だったら、その頃には残り半分ちょっと……なんてことも。

ヤマダ

現場稼働直後の方が手続きや確認が多いので、発注元や下請け業者さんとのメールでのやり取りが増えます

ポケットWi-Fiなら、届いたその日に電源を入れるだけで、その瞬間から現場がオフィスに変わります。

② 工事費・撤去費用が「完全無料」

仮設事務所を撤去する際、光回線だと違約金や撤去費用が発生することがあります。

ポケットWi-Fiなら端末をカバンに入れて持ち帰るだけ。

この「身軽さ」が仮設事務所には最高にマッチします。

③ 事務所の外でも、車内でも使える

現場の巡回中や、ちょっと車の中で書類を作りたい時。

ポケットWi-Fiなら持ち運びができるので、常に通信環境を携帯できます。


常駐が少ない現場なら「自分のPCが繋がればいい」

ここがポイントだと思っています。

僕が現場事務所でネットに繋ぎたいのは、だいたいこの用途です。

  • メール確認
  • 図面や仕様書の確認
  • 写真データの送付
  • 書類作成のための調べ物
ヤマダ

もしかしたら今後オンライン会議が増えたりするのかもしれません

逆に言うと、現場事務所で

  • 何人も同時にネットを使う
  • 大容量の動画を常に扱う

みたいな状況は、うちの規模ではあまりありません。

だから必要なのは、

自分のパソコンが繋がるネット環境

これだけ。


実際に現場事務所で使ってみてどうだったか

結論から言うと、僕の用途では 問題ありませんでした

もちろん、場所によって電波状況は変わります。

ただ、僕が経験した範囲では、

  • メール
  • 図面のダウンロード
  • ちょっとした調べ物
  • 写真送付

この辺は普通にできています。

図面は意外と重い

PDF図面って、たまにめちゃくちゃ重いですよね。

枚数が多い案件だと、

「落ちるまでに時間がかかる」

ということはあります。

ただ、これに関しては固定回線でも同じだと思います。

(現場によっては、そもそもサーバー側が重いこともありますしね)


現場事務所でポケットWi-Fiを使うときの注意点

ここは、やってみて分かったことです。

① 電波が入らない現場は普通にある

山間部とか、学校の工事だと現場事務所が校舎の陰に隠れちゃうとか。

こういう現場は、電波が弱い時もあります。

特にダム関連の工事とかだと結構山間部に入って行っちゃうのでね。
テザリングの方が強かったりもします。

② 充電は必須

ポケットWi-Fiは、バッテリーが切れると終わりです。

現場事務所は基本的に仮設分電盤などで電源を確保できるケースが多いので、そこまで心配しなくても良いかと思いますが、単純な充電のし忘れとかは要注意。

③ 「無制限プラン」が安心

これはもう必要経費と思いましょう。

現場監督の仕事は、意外と通信量を使います。

図面データの送受信や、最近増えつつあるオンラインでの定例会議。
ギガ制限があるプランだと、月末に使い物にならなくなる可能性があるので注意です。

④ 期間縛りがないサービスの方がラク

サービスによっては利用期間の縛りがあります。

最低利用期間が12ヵ月や24ヵ月のサービスを選んでしまうと、その間に工事が終わってしまい、違約金を払って解約なんてことになるかもしれません。

工期が延びたら終わるまで返さなければ良いだけですし。


現場事務所のネット環境は「常駐する人数」で決める

僕の結論はこれです。

ポケットWi-Fiが向いている現場
  • 常駐が少ない(1人〜2人)
  • 工期が短い〜中期
  • 「自分のPCが繋がればOK」
  • 固定回線を引くほどではない
固定回線を検討した方がいい現場
  • 常駐が多い
  • 事務所内で複数人が使う
  • 大容量データを日常的に扱う
  • そもそも電波が弱い地域

結論:現場事務所のネットは「ちょうどいい」が正解だった

現場事務所のネット環境って、つい後回しにされがちです。

でも、ネットがないと仕事が止まる。

そして、仕事が止まると心が削れます。

僕の場合、ポケットWi-Fiは

  • 手間が少ない
  • 使い回せる
  • 自分の用途には十分

という意味で、ちょうどいい解決策でした。

現場事務所は仮設です。

だからこそ、備品もネットも

「仮設にちょうどいい答え」

を選んでいけばいい。

次の現場でも、たぶん僕は同じようにポケットWi-Fiを持っていくと思います。

現場で使えるポケットWi-Fi候補(僕が調べた2つ)

もし「じゃあ具体的にどれを選べばいいの?」となった方に向けて、僕が候補として見ているのが2つあります。契約なしで必要な分だけ使えるチャージ型のリチャージWi-Fiと、通信量を気にせず使えるWiMAX系の5G CONNECT。どちらが正解というより、現場の工期と通信量で向き不向きがハッキリ分かれるので、別記事でそれぞれ詳しく書いていこうと思います。

返却・解約・事務手続き、すべて不要
「次の現場まで2ヶ月だけ使いたい」「解約手続きが面倒」という、多忙な監督さんに刺さるのが買い切り型のリチャージWi-Fiです。

工事不要で使えるポケットWi-Fi。通信速度と安定性を重視するなら5G CONNECTが安心。
オンライン会議や図面DLが多い現場にも向いています。

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この記事を書いた人

建設業歴20年。二級建築士・一級施工管理技士。

現場も書類もほぼ一人で回す日々の中で、「もっとラクにできる」と思ったことをまとめています。

工事写真・安全書類・アプリ・経理・許可申請まで、建設業のバックオフィスを全部カバーします。

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