冬の現場、寒いですよね。
職人さんは体を動かしているぶんまだマシですが、監督は朝礼、立ち会い、写真撮影と、じっと立っている時間が長いです。足元から冷えてくるし、手はかじかむし、正直しんどい季節です。
かといって着込みすぎると、今度は動いたときに汗をかいて、そのあと冷えてもっと寒くなります。
この記事では、現場監督を20年やってきた私が、冬の現場で実際に使っている防寒グッズだけを紹介します。「現場ならではの選び方の注意点」もあわせて書いているので、これから揃える人の参考になればうれしいです。
1. カイロ|迷ったらまずこれ
まずは定番のカイロ。当たり前すぎて紹介するのも気が引けますが、やっぱり外せません。
貼るタイプを腰や背中に仕込んでおくと、作業着の上からでも体の芯から温まります。冬場は毎日使うので、まとめ買いしておくのがおすすめです。
特に足を暖めてくれるカイロは必須です。つま先が凍えてくるともうどうしようもないので。
2. ネックウォーマー|マフラーは現場NG、首元はこれ一択
首元を温めるなら、マフラーではなくネックウォーマーです。
マフラーは垂れた部分が機械や足場、資材に引っかかる危険があります。巻き込まれたら大事故なので、現場でマフラーを巻いている人はまずいません。
その点、ネックウォーマーは首にぴったり収まるので引っかかる心配がありません。首元が温まるだけで体感温度はかなり変わるので、個人的には一番重宝しているアイテムです。
選ぶときは、ヘルメットのあご紐の邪魔にならない薄手のものがおすすめです。
3. 手袋|スマホ対応かどうかが最重要
現場監督の手袋選びで一番大事なのは、スマホ操作ができるかどうかです。
監督の仕事の半分は工事写真を撮る事と言っても過言ではないです。アプリが便利なのでスマホで撮影している人も多いと思いますが、普通の手袋だと反応してくれないので撮るたびに外さないといけません。
寒い中で何度も手袋を外すのは地味にストレスですし、外した手袋をなくすこともあります。なので、手袋はタッチパネル対応のものを選んでください。指先だけ対応しているタイプでも十分使えます。
デジカメで撮影している人は、ボタンを押しやすい薄手のものを選ぶといいと思います。
4. 防寒インナー|速乾性があるものを選ぶ
防寒インナーも使っていますが、注意点があります。
保温性だけで選ぶと、動いたときに汗をかいてしまいます。その汗が冷えて、かえって寒くなるんですよね。監督も現場を歩き回ったり、階段を上り下りしたりするので、意外と汗をかきます。
なので、防寒インナーは速乾性のあるものを選ぶのがおすすめです。汗をかいてもすぐ乾くので、汗冷えを防げます。
5. 薄手のダウンベスト|作業着の中に着るのがポイント
最後は薄手のダウンベスト。上着として着るのではなく、作業着の中に着ています。
ベストなので腕まわりが動かしやすく、薄手なので作業着の下でもごわつきません。それでいて胴体はしっかり温かいです。
分厚い防寒着を1枚着るより、こうして重ね着で調整したほうが、暑くなったときに脱いで体温調整もしやすいです。
番外編.トーマセンイのブルゾン|動きやすさも確保
SNSで『現場で使う防寒グッズのおすすめありますか?』と聞いた時に教えてもらったのがトーマセンイのMA-1タイプブルゾン。

実際に使っている人のおススメアイテムなので僕も気になっています。今年の冬に試してみようかな。
まとめ
冬の現場の防寒は、「動かない時間の寒さ」と「動いたときの汗」の両方を考えて選ぶのがコツです。
- カイロ:定番。まとめ買いがおすすめ
- ネックウォーマー:マフラーは引っかかるのでNG
- 手袋:スマホ対応を必ず確認
- 防寒インナー:汗冷えしない速乾性のもの
- ダウンベスト:薄手を作業着の中に着る
全部いっぺんに揃えなくても、まずはネックウォーマーとスマホ対応の手袋から始めるだけで、冬の現場がだいぶ楽になりますよ。
冬の安全対策についてまとめた記事はこちら。




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